Pilsner(ピルスナー)
ミュンヘンなど南ドイツではヘレスやヴァイスが日常のビールですが、北ドイツではこのピルスナータイプがもっともよく飲まれています。
新鮮なアロマホップをふんだんに使い、ビールの本場ピルセン(現在はチェコ共和国)で1842年に発明された伝統的な下面発酵法でつくられています。実はこの製法が発明されるまで、ビールは陶器のマグで飲むのが一般的でした。しかしピルスナービールの発明以来、その魅惑的な色合いを目で楽しもうと、人々は透明なグラスを使うようになったのです。
小樽ビールは当時のピルセンで行われていた伝統的な製法にのっとり、ピルスナーを製造しています。0度以下でゆっくり熟成された酵母は自然に沈下していきます。従って人為的にフィルターを通す必要がないのがこの製法の最大のメリット。セラミックろ過を施しておりません。時間と手間はかかりますが、だからこそ独特のなめらかなのどこしと軽やかな飲み心地をお届けできるのです。はじける爽快感、それが小樽ピルスナーです。
- アルコール度数 :4.9%
- ボディ :ライト
- 酵母のタイプ :下面発酵
- 熟成期間 :8週間
Dunkel(ドンケル)
バイエルン地方でポピュラーな濃色ビール。
チェコでピルスナーが発明される以前は、火力調節の難しい薪の火で麦芽をあぶっていたため、どうしても麦芽の色が濃くなり、その結果ビールの色も黒っぽくなった。 つまり、ビールの長い歴史を通してみると、 濃色ビールが主役の時代が圧倒的に長かったのです。
褐色の深い色合いが目をひく小樽ドンケルはクリーミーな泡立ちとカラメルフレーバーが特徴です。カラメル麦芽をふんだんに使い、ダブルデコクションというドイツの伝統的な醸造方法でつくられています。
デコクション醸造法では、安価なダークモルトを混ぜなくとも、豊かな香りと深い色合いを自然にかもし出すことができます。もちろん時間と手間をかけることでコストはかさみます。しかし自然の恵みを最大限生かすため、小樽ビールはあえてこの伝統的な製法を選びました。
- アルコール度数:5.2%
- ボディ:ミディアム
- 酵母のタイプ:下面発酵
- 熟成期間:6週間
Weiss(ヴァイス)
小麦モルトと大麦モルトを使って仕上げた、さわやかなのどごしの夏ビール。バナナ風味と、コクのあるモルトの味わい。
小樽ヴァイスは独特のフルーティな香りが特徴で、別名バナナビールとも呼ばれる個性派です。ドイツ・バイエルン地方に伝わる醸造法にのっとり、原料の麦芽に占める小麦の割合を50パーセント以上まで高めているのが特徴(ちなみにヴァイスとはドイツの俗語で、小麦のこと)。
小樽ヴァイスは、さらに自家製の特別な酵母を加え上面発酵させることで、独特のフルーティな香りを出しているのです。
一般的なビールの1.5倍の炭酸ガスを含み、フレッシュで刺激的。他の小樽ビールに比べ10倍の量の酵母を含んでいるので外観は白濁している。それら酵母が瓶の底に沈殿するのでボトルをやさしく降ってからグラスに注ぐのがヴァイスビールの飲み方。
- アルコール度数:5.4%
- ボディ:ミディアムライト
- 酵母のタイプ:上面発酵
- 熟成期間:4週間
ノンアルコールビール 0.00%
小樽ビールはライトラガーの味に近付くように、長い時間をかけてノンアルコールラガーを完成させました。
この完成に向けて最も力をいれたのは麦芽とホップのバランスです。ノンアルコールとは思えない味に驚かれる方が大勢いらっしゃいます。通常ノンアルコールビールと言えば、麦芽の味が濃く、ホップによる苦味も強いのですが、このノンアルコールラガーは程よいコクと苦味のバランスがとれているのです。世界中を見回してもこのようなノンアルコールビールを見つけるのは難しいでしょう。
このノンアルコールビールは、他の小樽ビール製品と同じく、ドイツのビール純粋令に基づいてつくられ、水と麦芽、ホップのみを使用。そしてアルコールFREE、0.00%を達成しました。
ノンアルコールビール ブラック 0.00%
数少ないノンアルコール「黒」タイプです。
これまでさまざまなノンアルコールビールに親しんでいらっしゃったお客様にも強烈なインパクトで訴求します。
香ばしい深いコクと味わい、豊かでクリーミーな泡立ち
ホップの香りを抑えて麦のローストフレーバーを引き立て、適度な甘みを残してじっくり熟成させた「小樽ビール ノンアルコール ブラック 0.00%」
ビール通もうならせる本格派です。